儚い原色の夢

とある人間の備忘録

変わっていくもの。


物心付いた頃から有ったものが無くなっていく近頃。


新しい物も増えていくけれど、昔から有ったものが無くなっていく。


どこかやはり寂しい物がある。


友人関係もそう。

年を取るにつれ昔からの友人とは疎遠になる。


やはり、どこか寂しい物がある。


ふと、さっき、学生時代を共にした人を思い出した。

何気なく検索してみた。

自分達が知り合う前の事を思い出して、それを調べてはみたものの、どうも、今その人がどうしてるか、何をしてるか、そこまで調べる勇気は出なかった。


もう何年になるだろうか。


この間に自分のケータイ電話が壊れ、事情で番号も変わり、もう殆どの友人とは連絡が取れない現在。


寂しくないか、と言われれば嘘になるが、こうなる定めだったのか、とも取れる。



やはり、どこか自分は冷徹で、人間不信になりやすい部分が有るのは否定出来ず。


社交的、と言われる事も多いが、どこか演じているのではないか、と自分自身思う部分もある。



変わっていくもの、変わらないもの。