儚い原色の夢

とある人間の備忘録

先輩は偉大。

最近、好きな番組がある。


子供向けの特撮作品。


女の子達が変身して、自らは傷付いても相手を傷付けずに、元に戻していく。そんなお話。


ここ数年やっている物で、(ほぼ)1年毎でシリーズが、出ている子が変わっていく。


(敢えてタイトルは伏せてみる)


そのシリーズがつい最近代替わりをしたのです。


代替わりをすると、バトンタッチイベントや番組でバトンタッチ回という物が組まれたりするのだけれど、毎回毎回見るとつい胸が熱くなる。

(今年はこのご時世でイベントが出来なかったのがつらいなぁっとは思う。)

(ファンですらこうなのだから、演者の子達や関係者の皆様はもっと辛いのだろうなと思う。)


今シリーズでは、前シリーズの主要キャラクターが引き続き、今度は主役として出ているのだけど、だからこそ、の引き継ぎになったんだなぁと。

(察しが良い方でネタバレが嫌な方も居るだろうから詳細の明言は避けておく。)


ただ、毎年見ていて思うのは、その前1年(+αの場合有)、懸命に頑張って成長してきた彼女達が後輩達の頑張りを見て、陰ながら応援していく。前の年は自分達が「頑張って!」と言われていた子達が、今度は後輩達に「頑張って!」を引き継いでいく。


その光景を3年見続けて来て、毎度の事ながら涙が出て来るのです。


そして毎回「先輩は偉大だ…」となっているのです。



その昔、別の子供番組を出ている世代と同じ時から大人になるまで追いかけていた時期があって。


その頃も、頑張っている子達を最初は自分に重ね合わせて、最後の方は応援したくなって応援していて。


それが、ある意味で今の自分の礎になっているのだけど、その感覚をこの引き継ぎ回を見る度に思い出すのです。



…引継ぎ回も終わったので、これからも陰ながら彼女達を応援して行こうと思うのでした。